黒歴史ポエムシリーズ
そよ風は今日もわたしの頬を撫でる。
清々しい風が、心を洗い流す。
流れに身を任せて流離う、旅のような人生。
でも、不安なことはいくつもある。
それでも、そよ風が肩を撫でる。
それは、この世界がまだわたしを抱きしめてくれている証だ。
心が押し潰されそうなときにも、
そよ風がわたしを力づけてくれる。
歩きだした旅路も、まだ長い
でも、そよ風はそっと背中を押してくれる。
先は暗く、星の導も見分けがつかないけれど。
そよ風がわたしを連れて行ってくれる。
生きていくこと、それは大変だけど。
そよ風が今日もわたしの頬を撫でるから。
それだけで、何も怖くない。